My English life

I enjoy learning English and French.

Will

Will
音節Will発音記号・読み方wɪ́l
名詞ウィル(男性の名;illiamの愛称)

will
音節will発音記号・読み方*1wəl, (ə)l;*2wɪ́lwɪ́l変化過去would{*3w@d, (@)d;*4wU´d}~s{~z}~s{~z}; ~ed{~d}; ~・ing
コア「あることに対して意志がある」ということを示す自分の意志は述べることができ,相手の意志は問うことができる.しかし第三者については意志の有無は判断できず,推測することになる.さらに「意志があると思う」から「…するだろう」と推量だけが強調された意味が展開するⅠ意志
├〔話し手の意志〕…するつもりだ▷1
├〔相手の意志〕
├…しませんか▷2a
└…してくれませんか▷2a
Ⅱ推測した意志
├〔拒絶〕…しようとしない▷3
├〔現在の習慣〕いつも…する▷4
└〔本来的傾向〕…する(ものだ)▷5
Ⅲ推量
├〔予測・予定〕…するでしょう▷6a
└〔現在の推量〕(今)…でしょう▷7意志▷名詞1
遺言▷名詞2
(代名詞が主語の場合,短縮形'll, 否定の短縮形'll not, won't {wo´nt}が使われる)⇒would
Ⅰ意志
1〔主語=話し手の意志〕…するつもりだ,…しましょう(通例一人称主語と共に平叙文で用いる.疑問文で「…しましょうか」とする場合は*5*6ともにwillではなくshallが使われる⇒shall)⇒【ネットワーク】I will do as much as I can.
できるだけのことはするつもりです
I'll never do that again, I promise.
二度とそんなことはしない,約束する
We will help you if you need it.
あなたが必要とするなら手伝いましょう
“The phone is ringing."“I'll get it."
「電話が鳴ってます」「私が取りましょう」
“Say hello to your mom."“OK, I will."
「お母さんによろしくね」「うんわかった(そうしよう)」
He says he will do that, but I can't believe it.
彼はそれをするつもりだと言うが,私はその言葉を信じられない(直接話法の“I will do that."が前提となっているので,一人称以外でも主語=話し手の意志を表す.I think he will do that.では話者と(従属節の)主語がずれるため,「彼はそれをするだろうと思う」のように推量で解釈するのが普通)

2〔勧誘・依頼・命令=相手の意志〕(二人称主語と共に用いる)a*7…しませんか(勧誘);…してくれませんか(依頼)“Will you come and play with me?"“Sure."
「ぼくのところへ来て遊ばない?」「いいよ」
“Will you open the window?"“Certainly."
「窓を開けて頂けませんか」「いいですとも」(pleaseを加えると依頼であることが明確になる.Will you open the window, please?ともする)
“Won't you come with me?"“I'd like to, but I'm busy."
「私といっしょに来ませんか」「そうしたいところですが,あいにく忙しいんです」(Won't you ...?は相手から肯定の返答を期待するという感じを与えるため,より親しみのこもった表現になる.応答の仕方はWill you ...?の場合と同じ)
Keep quiet, will you?
静かにしてもらえませんか(命令文の付加疑問はwill [won't] you?でWill [Won't] you keep quiet?の省略形と考えられる)
Don't bother me, will you?
邪魔しないでくれませんか

b*8…しなさい,してもらおう(will, will notに強勢を伴って,普通の命令文よりもやや威圧的な感じを与える)You will do what I tell you.
私の言うことに従いなさい
You will not tell this to anybody else.
これはだれもほかの人に言うんじゃないぞ

c*9…する意志[つもり]がある(なら)(相手の意向を問い,willに強勢を伴う)I'll be very happy if you will help me.
手伝ってくれる(つもりがある)とうれしいのですが(if you help meでは単なる条件に過ぎないが,「意志」のwillを条件節で使うと相手の意向を問う表現になる)

Ⅱ推測した意志
3〔拒絶=頑固な意志〕*10(どうしても)…しようとしない,…してくれない(通例,will not [won't]に強勢を伴うことによって,6の「推量」の用法との混同を避け,話者のいらだちなどをほのめかす)My parents won't let me go overseas by myself.
両親はどうしても私を一人で外国に行かせてくれない
It's no use trying to persuade her; she won't listen.
彼女を説得しようとしてもむだだよ,耳を貸そうとしないからね
What happened to this window? It won't open.
この窓はどうしたんだ?どうしても開かない(←窓が開くのを拒んでいるという擬人法的表現)
I will not forgive you, no matter what you say.
何と言おうとも絶対にお前を許さない(一人称主語でも強勢を伴うとこの用法になる.1の用法の強調形とみなせる)

4〔現在の習慣=意志の反復的実現〕*11いつも[よく]…(しようと)する(通例always, oftenなどを伴う)He will always show off his intelligence.
彼はいつも自分の知識をひけらかそうとする
Frank will often complain of his boss.
フランクは上司のことで不平をこぼしていることがよくある(行為に向かう意志を抱いているというのが本来の意味であるため,意志の働きを必要としない状態動詞と共には用いない.「過去の習慣」のwouldも同様)

5〔本来的傾向・性能〕a(…というものは本来)…する(ものだ)(ものを擬人化し,ものが持つ本来的傾向を意志のように表している用法で,wouldでこれに対応する用法はない)Light will travel faster than sound.
光は音より速く伝わる
Oil will not mix with water.
油は水と混ざらない
Accidents will happen.
*12事故は起きるものだ

b(場所・器などが)(人・物を…する)ことができるThis hall will hold more than 1,000 people.
このホールは1,000人以上収容できる
This car will seat 6 people.
この車には6人乗れる

Ⅲ推量
6〔未来の推量=予測・予定〕(*13では一人称主語I [we]の場合shallも使う)a…するでしょう;…する(予定だ)It will rain tomorrow.
明日は雨でしょう
We'll be very busy tomorrow.
明日はとても忙しくなるでしょう
Work hard so you will pass the test.
試験に受かるように一生懸命頑張りなさい
What time will he arrive?
彼は何時に着く予定ですか
You will be scolded if you skip class.
君は授業をさぼったら叱られるだろう(条件の副詞節では「推量」のwillは使えない)
Hurry up, or you'll be late.
急げ,さもないと遅れるぞ
I hope you'll like it.
気に入ってくれるといいのですが
“How much do I owe you?"“That'll be 50 dollars."
「おいくらでしょうか」「50ドルになります」(これは現時点でのやりとりだが,That'll be ...と推量の余地を含意する未来表現にすることによって丁寧さを出す効果が生まれる)
This bus will take you to the museum.
このバスに乗れば美術館に行けるでしょう(無生物主語構文でwillが使われると,通例,主語の部分に条件の意味が含まれる)

b《will be doing》…しているでしょう;…する予定だ(未来進行形で用いる)We'll be staying in Seoul for a week.
われわれはソウルに1週間滞在する予定です
I'll be waiting for you tomorrow.
明日あなたのお越しをお待ちしております(「あなたがお越しのころにはお待ちしているでしょう」という丁寧な表現.I'll wait for you.(あなたを待ちましょう)は単なる意志の表明で丁寧さは感じられない)
Will you be leaving tomorrow?
明日出発の予定ですか(Will you leave tomorrow?では,予定だけでなく「明日出発し(てもらえ)ませんか」(勧誘・依頼)という解釈もあり得る)
He won't be going with you.
彼はあなたと一緒には行かないでしょう(He won't go with you.とすると「彼は君と行くつもりはない[行こうとしない]」と捉えられる可能性もあり意味があいまいになる)

c《will have done》…してしまっているでしょう(未来完了形で用いる)She will have finished cleaning up by noon.
彼女はお昼までには掃除を終えてしまっているでしょう(口語では文法的には不正確だが,She will finish cleaning up ...とすることもある)

7〔現在の推量〕(今)…でしょう(by nowやalreadyなどの副詞または発話状況から,現時点の事柄に言及しているということに誤解の余地がない場合に用いる)Is she not at home? Then she will be in the library.
彼女が家にいないって?それなら図書館にいるでしょう
She will have arrived at Kobe by now.
彼女はもう今ごろ神戸に着いているでしょう
You'll have finished your homework already, I guess.
もう宿題は終えているんでしょうね

名詞1意志respect the will of God
神[人民]の意志を尊重する
have a strong will
強い[鉄の]意志をもつ
lose the will to live
生きる意志を失う
Where there is a will, there is a way.
*14意志あるところに道がある;成せば成る
We don't feel any ill will toward you.
われわれはあなたたちになんら悪意を抱いていません

2遺言;遺言状Her uncle left her a large fortune in his will.
彼女のおじは遺言の中で彼女に大きな財産を残した
draw up one's will
遺言状を作成する

成句against |one's| will
自分の意志に反して
He was made to agree against his will.
彼は自らの意志に反して合意させられた

成句at will
*15意[思い]のままに

成句have |one's| will
自分の思い通りにする

成句of |one's| own (free) will
自分の(自由)意志で

成句remember |a person| in |one's| will
(人)に遺言状に書いて遺産を分ける

成句with a will
熱心に,本気で

成句with the best will in the world
*16どれほど強い意志があろうとも(通例否定文を修飾する)
With the best will in the world, you can't discipline a child in a day.
どれほど強い意志があっても,子供を1日でしつけることはできない⊂

動詞*17

自動詞意図する,望むDo as you will.
自分がしたいようにしなさい

他動詞*181a《will+that節》…を望む[意図する]Heaven wills that people be equal.天は人間が平等であることを望み給う(that節にshouldを用いるのは*19

b《will to do》…したいと望む[意図する]She wills to stay young forever.
彼女は永遠に若いままでいたいと望んでいる

c《will A to do》Aが…するように望む[意図する]He willed the lady to marry him.
彼はその女性が自分と結婚するよう望んだ

2《will A B》⇔《will B to A》遺言でA(人)にBを譲るHe willed his son a large estate.
彼は遺言で息子に大きな土地を譲った

成句if you will
(お望みであれば)…と言ってもいい
He is gentle, or easy to be deceived, if you will.
彼は優しいが,だまされやすいと言ってもいい

語法命令文の付加疑問will [won't] you?
①肯定の命令文に対する付加疑問ではwill you?とwon't you?の両方が可能だが,否定の命令文ではwill you?のみが可
②will you?(上昇調)は「…してもらえませんか?」というやや穏やかな調子になり,won't you(上昇調)は「…してもらえますよね?」というより親しみを感じさせる表現になる
③will you(下降調)とすると当然のことを要求しているのだという威圧感を与える

語法
I will be 18 next month.(ぼくは来月18歳になる)などは単純未来と呼ばれる.厳密に考えれば「無事に生き続けていればそうなるはずだ」という推量[不確定性]を含む.一方,Tomorrow is Sunday.(明日は日曜日だ)でwill beを使えないのは,推量の余地のない確定的な事柄ととらえているため.We (will) leave Japan next week.(私たちは来週,日本を離れる(予定だ))では予定(来週,離れる予定だ)ならwill leaveとし,確定的なこととして語る(来週離れる)なら現在時制leaveを使う

語法未来進行形will be doing
①will be doingは動作が進行中の未来の時点に焦点が置かれるため,will doと比べてより具体的な状況がイメージされる
②will doのかわりにwill be doingを使うと,予測・予定であることが明示される場合もある.特に,一人称・三人称の平叙文では「主語=話者の意志」「拒絶」などの用法,二人称の疑問文では「勧誘・依頼」との混同を避けるためにこの傾向が強い.同じ理由で,現在進行形be doingが使われることもある

*1:

*2:

*3:

*4:

*5:

*6:

*7:疑問文・付加疑問文で

*8:平叙文で命令を表して

*9:if節で

*10:ふつう三人称の主語とともに否定文で

*11:肯定文で

*12:ことわざ

*13:

*14:ことわざ

*15:かたい

*16:

*17:

*18:かたい

*19: